スポンサーリンク

【File.1】保健所から子猫を引き取りました

猫は好きですか。私は大好きです。
3度の飯より好きなんです。

何日も食べず、荒野を彷徨い歩いていたとします。
渇きは極限、空腹は限界に近づき、腹と背がくっつきそうとは正にこのこととうなだれた。
もうダメかと諦めかけたその時、突然目の前が真っ白になり、荒野を歩いていたはずの私はいつの間にか緑の生い茂る神秘的で力強い生命溢れる泉の畔に佇んでいた。

すると泉の中から猫の神様が現れます。
どんな神様かって? どん◯衛のCMの吉岡里帆みたいな神様がいいなぁ。

で、その猫神様が私にこう言うのです。
「おお可哀想な旅人よ、その生命尽きる前にこちらの食事を思う存分堪能するか、この子猫を好きなだけモフるか、どちらかの願いを叶えましょう」

眼の前の奇跡にあてられ呆けていた私の前には、食べ切れぬ程沢山のご馳走と、それはそれは可愛らしい1匹のサバトラ柄の子猫がありました。

私の胃は狂おしいほどに鳴り響き、気を抜けばすぐにでも飛びついてしまうであろう並んでいる馳走を見渡しました。

「にゃぁ」

そんな私のもとにサバトラ柄の子猫は寄り添い、まるで永かった孤独の時間を癒そうとしているかのようであった。

ご馳走と子猫を交互に見、そして私は嘲笑った。
そう、猫好きな私の願いは最初から分かっているはずだ。
ここへ来る前から決まっていたと言ってもいい。

私は猫神様を抱きかかえて荒野へと引き返した。
~Fin~

スポンサーリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)